ネット上でまことしやかに語られる都市伝説がある。夜明け前の一際暗い時分。黒く分厚い服を纏った集団が人知れず、国家規模の危機から国民を守るため、命を懸けて怪異と戦っているという。
彼らの正体は国家機密組織『丹電子障害警衛委員会(たんでんししょうがいけいえいいいんかい)』。国が隠し通す脅威の伝染病『丹電子障害』に侵され “生きた屍” を狩る能力を持つ者たち。
一刻も早い平穏を取り戻すため、“かつて人間であった怪物” を殺し続ける彼らを、待ち構える運命とは。
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浮上
雲雀
朝顔
露命
百舌
代赭
過日
客死
輪郭
番外編
るいるいの酔鴉
【客死】以降|酔っ払い鴉3人 + 1名のおはなし
#うちの子がふぁぼりつで答える
20の質問に4人が答える
「私を助けて!」そう言って助けを求めてきた美少女は、中学時代のいじめられっ子仲間 “デブのハイリ” だった。
バイトとして、アイドルとなったハイリのマネージャーを始めるが……。
俺が思ってたマネージャー職は、変な夢を見たり、アイドルと相部屋だったり、お札を作ったり、御神体の掃除をしたり、宗教戦争に巻き込まれたり、そんなこと、しないはずで。
彼女が聖女? 冗談じゃなく本物の? それじゃあもしかして、俺は前世で神官様でしたか? なんて〜、……冗談ですよね? ………え?
アイドルに囲まれながら、ついでに世界救うとか。ちょっとよくわからないです。
芸能産業が飽和し、アイドルが乱立する現代で絶大な人気を誇る7人組男性アイドルグループ『Ark(ch)』。
そのメンバーの一人が拾った「赤い石」をきっかけに、様々な事件が彼らを襲いはじめる。メンバーの失踪未遂。都市に蔓延する怪奇現象。そして、現代に巻き起こる宗教戦争。
彼ら7人がアイドルになったのは偶然だったのか。それとも————